2021年2月1日月曜日

Only Love Can Sustain

先日Netflix(ネットフリックス)で「魂の解放:ラテンアメリカのロック史」を観たのですが、ミュージシャンのインタビューを通して、政治の腐敗や弾圧などの時代背景の中で時に抗い、時に流れを掴む彼らのエネルギーを感じてとても面白かったです。そこで今日はアルゼンチンの偉大な伝説的SSW、アルベルト・スピネッタの『Only Love Can Sustain』をピックアップ。(カドピ)




Netflixの「魂の解放:ラテンアメリカのロック史」で久々に動く彼を観ました。

ALMENDRA、PESCADO RABIOSOなどで活動したスピネッタ。プログレッシブな印象がありますが、時代の最先端の音を取り入れたりしています。1990年あたりにはいなたいラップを披露したりもしてて、商業的とも言えるのかものかもしれませんが、スピネッタのようなレジェンドが新しいスタイルに挑戦しつづけたのってすごく良いなあと思います。

今日紹介する、1979年にアメリカL.A.で録音され、80年にアメリカ進出向けに発売されたアルバム『Only Love Can Sustain』は、AORを取り入れながらもスピネッタらしいせつない曲が満載です。商業的にはアメリカ進出と行かなかったのですが、サウンドを変えてもやっぱりスピネッタは素晴らしいメロディ・メイカーであることがわかります。

オリジナル曲以外ではジノ・ヴァネリカヴァー「Omens of Love」も入っていてこれも良い!久しぶりにスピネッタを堪能した今週末でした。

Spinetta / Who's to Blame


Spinetta / Love Once, Love Twice, then Love Again


Spinetta / Omens of Love