2017年8月27日日曜日

TVドラマシリーズ『ブラックリスト』のサントラ

今日は最近購入したアナログ盤から一枚紹介します。お気に入りのアメリカのテレビドラマシリーズ『ブラックリスト』。昨年のレコードストアデイで、このドラマの挿入歌を集めたサントラが発売されました。（カワズ）

ジェームズ・スペイダーが主役を務めるTVドラマシリーズ『ブラックリスト』。元々アメリカのドラマが好きでよく鑑賞しているのですが、この作品はなかでも抜群に選曲が良く、役者の饒舌なセリフ回しやスリリングかつミステリアスなストーリー展開とともに、選曲の妙を毎回楽しんで観ています。

例えば、1stシーズンでホセ・ゴンザレスをフィーチャーしたThe Booksの「Cello Song」（ニック・ドレイクのカバー）が流れたときは思わず唸ってしまいました。ゲイリー・ルイス＆ザ・プレイボーイズ「Everybody Loves A Clown」やエルトン・ジョン「Rocket Man」、CSN&Y「Our House」などのぐっと来るナンバーも流れたり、ダニエル・マーティン・ムーアやラディカル・フェイスといった面々のフォーキーな楽曲も多いです。もちろんこれ誰の何という曲だろう、とテレビに向かってShazamすることもしばしば。インク・スポッツ「We Three」が流れたときは、どうしてもLPで聴きたくなって、鑑賞後にアナログを買いました。

そしてこのサントラには、ドラマで流れた印象的な楽曲の一部が収録されています。

アリス・ラッセルの「Citizens」に始まり、先述のラディカル・フェイスの代表曲「Welcome Home」、ケヴィン・スペイシー主演で映画にもなったボビー・ダーリン「Beyond the Sea」、カナダのSSWゴードン・ライトフットの全米No.1ヒット「Sundown」、ラストのTimber Timbreによるサイケデリック・フォーク「Run From Me」など、どれも納得の選曲になっています。（Spotifyのプレイリストにはドラマで使用された楽曲がたくさん挙がっていますので、気になったらチェックしてみてください。）