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①Summer Afterglow 2017
afterglowのブログなどで紹介してきた面々の曲を中心に、8月の終わりに作ったプレイリスト第一弾。1曲目のBrent Cash 「I Wish I Were A Song」がもたらす美しいサウンドスケープを自分なりに拡げてみたくて、夏の余韻を感じるナンバーを集めました。



②Free Seoul Afterglow
韓国のインディーシーンの特集。「フリー・ソウル」をキーワードに、現行のR&B、ネオ・ソウル、シティーポップなどを中心にセレクトしました。1曲目のLady Rocket 「Everything」は、ボーカルの少しハスキーな歌声がそそる上品なポップスで特に好きです。



③The Men with Piano
以前このブログで「ピアノが似合う男たち」という記事をアップしたのですが、このプレイリストはその拡大版。2曲目のAlexis Taylor 「So Much Further To Go」をはじめ、切ない雰囲気の漂うシンガー・ソングライター作品を中心に選曲をしました。



④Indie India
以前のブログの投稿でも2回に渡って最近のインドのインディーアーティストを紹介したのですが(その1、その2)、このプレイリストでは所謂ワールドミュージック的な要素を感じない普遍的なポップ・ミュージックとしてのインドモノをセレクトしました。



⑤SOFT ROCK 2000
大阪新町で11/11に行われた音楽イベント「Soft & Easy」の余韻に浸りながら選曲した、ソフトロック~ハーモニーポップの特集です。イベントでは上品なイージーリスニング要素のある選曲を心掛けたのですが、このプレイリストではもっと楽しげな楽曲なども選んでいます。2曲目に入れたThe Explorers Club 「Run, Run, Run」は、刹那的な躍動感と甘いメロディが絶妙にマッチしたナンバー。個人的に2000年以降の暫定最高のソフトロックだと感じています。



⑥Christmas Afterglow
昨年12月初旬に公開した冬仕様のプレイリストです。以前afterglowで選曲CDを作成していたのですが、そのうちの一枚はクリスマスソング集でした。このプレイリストは、そのときの選曲に基づき作成したものです。ヨハン・クリスター・シュッツが製作を手掛けたmamerico「snowdrop」や、SSWウィリアム・フィッツシモンズ「The Winter from Her Leaving」など、クリスマスソング以外からもセレクトしています。



⑦17 Songs of ‘17
2017年の総括的な内容です。音楽誌ラティーナ誌上で選出させて頂いた年間ベストアルバムなど、昨年リリースされた作品の中から印象に残ったナンバーを17曲セレクトしました。欧米シーンだけでなく、アジア各国をはじめ色々な地域で生まれた刺激的な音楽に魅了された一年でした。Spotifyをはじめたことで、リスニングの幅を広げることができたと感じています。



⑧Carlos Aguirre Songbook
アルゼンチンの偉大な音楽家カルロス・アギーレの6年振りのジャパンツアーを記念して、彼が作った名曲のカバー・バージョンを14曲集めました。題して「カルロス・アギーレ・ソングブック」。彼が作る歌の素晴らしさを様々なカバーを通して再認識しました。ツアー中にアギーレ本人にこのプレイリストのことを伝えたところ、リストをとても興味深く眺めていたのを思い出します。「Milonga Gris」をギターでカバーしているYotam Silbersteinとは交流があるらしく、彼の新作でアギーレも参加する予定とのこと。



⑨Music by Japanese Descent
日系ミュージシャンや、海外で育ち、活動拠点とする音楽家など、日本に所縁のある者たちの歌を集めました。全16曲を簡単に紹介した投稿もぜひ合わせてご覧ください。



⑩Nick Drake Covers: Songs Behind the Man
1948年に生まれ、26歳の若さで逝去した孤高のSSWニック・ドレイク。彼が生前に残した名曲のカバー・バージョンを集めました。ニック・ドレイクのカバーにはフォーキーなテイストの作品が比較的多いのですが、このプレイリストでは原曲が持つ魅力に加えて、アーティストの独自性が色濃く表現されているナンバーをセレクトしました。ジャズ、ソウル、R&B、クラブミュージックなど、ジャンルも様々。2018年は彼の生誕70周年です。