先日、約30年振りにアメリカ本土を旅してきました。一番の目的は、高校生の時に一年間ホームステイしていたホストファミリーに会いに行くことでした。テキサスの彼らの家で数日過ごした後は、同州の州都オースティンに移動し、北米ツアー中のLampの公演を鑑賞しました。今回は、「ライブミュージックの街」と呼ばれるオースティンの街の様子や、ライブ前に訪問したレコードショップ「Waterloo Records」を紹介します。(カワズ)
老舗フェスSXSW(サウスバイサウスウエスト)の開催地として知られるテキサス州オースティン。「Live
Music Capital of the
World」(世界のライブミュージックの中心地)と呼ばれていて、空港ではその掲示が目に入ってきました。
ダウンタウンを歩いていると至る所から賑やかな音楽が聴こえてきて、まさしく音楽の街といった雰囲気。中でもいちばん驚いたのは、宿泊したヒルトンホテルのロビーで流れていたBGMがスムーズなジャズとかボサノヴァではなく、CAKE(ケイク)のこの曲↓だったことです。
Lampのライブが始まる前に少し時間があったので、ダウンタウンにあるWaterloo
Records(ウォータールー・レコード)に行ってみました。「音楽好きなら一度は訪れたい世界のベスト・レコード店 TOP10」にも選ばれていて、音楽の街を象徴するような場所です。
↓店内はこんな感じ。レコード、CD、カセットといったソフトはもちろん、音楽関連グッズもとても充実していています。
↓新着コーナー
↓CDコーナーの充実しています。
1日ですべてチェックするのは困難な量がありました。
限られた時間で何枚かLPを買ったのですが、中でもいちばん嬉しかったのは、Kat
Edmonson『Dreamers Do』です。韓国で2020年に出版されたディスクガイド『Quiet Corner - Library of No Wave Music』で紹介されているアルバムなのですが、ありがたいことにその作品のレビューを書籍内で担当させて頂いたので、とても思い出深い一枚です。
店員の人から「彼女のボーカル良いですよね」って声をかけられたのでとても嬉しく思いました。日本では少し値が張るレコードなのですが、手頃な値段で買えて良かったです。