2017年4月2日日曜日

熊本シティエフエムに出演しました

3/31(金)、熊本シティエフエムの生放送番組「SERENA SERETA」に夫婦で出演させて頂きました。インドネシアのSSWモンド・ガスカロを中心に、インドネシアのリアルタイムのインディー・ミュージックを紹介しました。所々緊張してしまった場面もありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。今日は、その特集でプレイした音源をあらためて紹介します。お聴き頂いたリスナーの皆様および番組MC久間さん、誠にありがとうございました。(カワズ)


1曲目:Mondo Gascaro 「Naked」

インドネシア音楽特集の1曲目は、モンド・ガスカロのアルバム『RAJAKELANA(旅する風)』の冒頭を飾る美しいナンバーから。南国の海辺の風景が目に浮かぶ穏やかなイントロと優しげなホルンの調べに引き込まれます。



2曲目:Mondo Gascaro 「Rainy Days on the Sidewalk」

同じく『RAJAKELANA(旅する風)』収録ナンバー。金曜日の熊本は生憎の雨模様でしたが、スタジオから見える雨の街と、この曲の持つ普遍的で親しみのあるメロディラインはぴったりマッチしていました。

3曲目:Mondo Gascaro 「Saturday Light」

モンド・ガスカロを知るきっかけになった、メロウな傑作ナンバー。この曲と「木洩れ陽」は2015年に7インチシングルとしてリリースされました。日本国内盤CD『RAJAKELANA(旅する風)』には、その2曲がボーナストラックとして収録されています。


4曲目:Sore 「No Fruits for Today」

モンド・ガスカロが所属していたバンドSORE。彼らのファーストアルバム『Centralismo』収録のモンド作の名曲。ヒット映画『Berbagi Suami』のサウンドトラックにも収められています。


5曲目:Marcomarche 「Special Lovely Way」

男女デュオ、マルコマルシェのアルバム『Warm House』に収録された、ハートウォーミングで軽快なポップス。まるで北欧のグループのような洗練されたアンサンブルの虜になりました。有り難いことに、番組MCの久間さんはラティーナ誌において昨年のベストアルバムの1枚に挙げてくださいました。


6曲目:Endah N Rhesa 「Cinta Dalam Kardus」

10年以上のキャリアを持つ夫婦デュオ。マルコマルシェとはひと味違う土着的でブルージーな音楽性が魅力。収録アルバム『Seluas Harapan』は熟成されたアコースティックサウンドがクセになる素晴らしい一枚です。



7曲目:Monita Tahalea 「168」

アイドル番組出身のボーカリスト、モニタ・タハレア。この曲が収録されたアルバム『Dandelion』は昨年複数のライターさんが雑誌等で紹介する等、日本国内でも話題になった一枚です。僕もラティーナ誌でベストアルバムの1つに挙げました。


8曲目:Eva Celia 「And So It Begins」

祖父はインドネシア・ジャズの巨星ジャック・レスマナ、父親はジャズ・フュージョン界のレジェンド、インドラ・レスマナ。音楽一家のサラブレットとして育ったエヴァ・セリアの昨年末リリースのアルバム『And So It Begins』は、現行のR&Bやネオ・ソウルのエッセンスに加えて、新世代ジャズの影響も感じる渾身作です。