熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の55回目が放送されました。いつもはアジア拠点のアーティストを中心に音楽紹介をしている本コーナーですが、今回は特別編として、9月に訪れたテキサス州オースティンと、そこで鑑賞したLampのコンサートをレポートしました。(カワズ)
テキサス州オースティンは全米でも有数の「音楽の街」。空港にも「Live Music
Capital of the
World(=音楽ライブの世界的中心地)」という看板があったり、老舗音楽フェスSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)の開催地としても知られているなど、音楽やライブイベントが盛んな都市です。
今回、Lampのコンサートを見るためにオースティンを訪れました。M1(Peppino De Luca & I Mark 4 / L'uomo Dagli Occhi Di
Ghiaccio)は、ライブ前のSEで流れていた一曲。バンドリーダー染谷氏による選曲です。M2~4(Lamp / 青い海岸線から~二十歳の恋~最終列車は25時)は、実際にライブで演奏された曲から紹介しました。終始大盛り上がりのライブでしたが、特にオーディエンスの反響があったのは、『恋人へ』(2004)や『ランプ幻想』(2008)からの曲だったように思います。もう少し詳しいライブレポートを別の投稿でしていますので、ご興味があればご覧ください。
M5(CAKE / Opera Singer)は、宿泊したホテルのロビーで流れていた曲。CAKEの代表作『Comfort
Eagle』(2001)の冒頭のナンバーです。観光目的のホテルの場合、BGMはスムーズなジャズやボサノバが一般的だと思いますが、さすが音楽の街とった印象を受けました。
M6(Kat Edmonson / In a World of My Own)は彼女のアルバム『Dreamers
Do』収録曲で、ライブ前に訪れたレコードショップ「Waterloo
Records」で購入した一枚。2020年に韓国で出版されたディスクガイド、韓国版クワイエットコーナーでこのアルバムのディスクレビューをさせて頂いたので、個人的にもとても思い入れのある作品です。旅先で巡り合ったのも何かの縁かと思い迷わず購入しました。
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Lampのオースティン公演のセットリストを中心としたプレイリストを作成しました。よかったらチェックしてみてください。