最近購入したオススメのアルバムを紹介します。パリを拠点とするGarçon de Plage(ギャルソン・ド・プラージュ)による2021年作『Amour Aveugle』。洒落たポップセンスが光る素敵な一枚です。(カワズ)
ギャルソンドプラージュ(Garçon de Plage)は、パリを拠点に活動しているGreg
Betteによるソロプロジェクト。詳しくは分かりませんが、Bandcampのページをみると、今回紹介する『Amour Aveugle』より前に、『L'ennui』という1stアルバムを2017年にリリースしています。
プロフィールには、ビーチボーイズ流のオーケストラル・ポップ、ソウル、ジャズ、ブラジル音楽などからの影響が引き合いに出されていますが、まさにそれらのエッセンスが上手くミックスされた質の高いポップアルバムだと思います。どのトラックもすごく良いですが、個人的に最初に心を掴まれたのは「Pop Song」という曲です。
それからこの曲も楽しい感じで好き↓
Garçon de Plage / Pourquoiアルバム『Amour Aveugle』は「Musique de Yacht」という曲で始まるあたり、ヨットロック(日本で言うところのAOR)の要素もありますが、作風としては、ビーチボーイズの流れでいうとハイラマズやステレオラブ、それからベニー・シングスなどを彷彿させます。全編ミドルテンポのグルーヴ感が心地良く、フランス流のエスプリの効いた細やかなアレンジとメロディーラインも素敵で、古いヨーロッパのサントラやソフトロックが好きな方にも是非オススメしたい一枚です。