毎日暑いですね！福岡は湿気もあるので亜熱帯だな～なんて感じる日が続いています。そんな暑く気だるい気分さえなんだか心地良くしてくれる、極上の一枚がproduction dessinee（プロダクション・デシネ）からLPで再発されました。ジャマイカの妖精の歌声が聴けるラヴァーズ・ロックの名盤です。（カドピ）
シャロン・フォレスター『シャロン（ジャマイカの妖精）』
1974年、ほとんどの曲が英国で録音されたこのデビュー・アルバム。程よく都会的なエッセンスをまとっていて、レゲエやラヴァーズに馴染みのない方でもすっと入れるはず。
全編素晴らしいのですが、個人的に好きなのはA-1、A-3とB-2、B-4かな（全然絞れてない）。特にA-3のぐっとくるメロディー！静かに胸が躍ります。
あとA-4はサビでハイトーン・ヴォイスを効かせていて、彼女の歌唱力が本当に素晴らしいものだと分かります。ただ、そういう曲は両面とも一曲ずつくらいで、”作品”としての素晴らしさ-曲の良さを生かすために抑制を効かせたヴォーカルを全編通して聴く事が出来て、それがより彼女の魅力を引きたてているように思います。
いやあ、いいアルバム！
しかも今回はレコードでの再発。こういうオリジナルがなかなか手に入らない作品の再発は大賛成です。しかも帯付き！ちなみに当時の日本盤と聴き比べてみたところ、今回のほうが音がクリアになってバランスが良い感じで、まあ個体差や状態もありますが、個人的にはこちらの再発の音が好きでした。
ぜひぜひ、夏休みに微睡みながら味わってほしいレコードです。
[ Item Information / 商品情報 ]
Sharon Forrester (シャロン・フォレスター) – Sharon (シャロン [ジャマイカの妖精]) [PDLP009]型番：PDLP009 / ddd-256
発売日：2016.7.1
価格：3800yen (+tax)
A1. Which Craft Is Witchcraft
A2. Holly
A3. Put A Little Love Away
A4. Funny
A5. Clothe My Lonely Body
B1. Words With No Meaning
B2. Don’t Let Me Be Lonely Tonight
B3. This Masquerade
B4. Silly, Wasn’t I?
