大好きなシンガー・ソングライターのひとり、エイミー・マン。アナログで発売された4年ぶりの新作『Queens of the Summer Hotel』、やっぱり良いアルバムでした。(カドピ)
1999年に『17歳のカルテ』として映画化されたスザンナ・ケイセンの自伝エッセイ『思春期病棟の少女たち』。エイミー・マンは、予定されていたその作品の舞台版で音楽を担当することになっていました。
しかしコロナ禍の影響で『思春期病棟の少女たち』の舞台化プロジェクトの計画が中断。そこでエイミーは、《ケイセンの原作にインスパイアされた音楽作品》としてソロアルバムの形で本作を制作し、自主レーベルSuperEgoから発売することになったのだとか。
こうして昨年リリースされた4年振りのアルバム『Queens of the Summer Hotel』は、ピアノやストリングスを中心にした構成で、エイミーの歌声がより一層沁みる、良曲揃いの作品です。アルバムを通してずっと聴いていられます。ジャケも良いなあ。アナログ盤で買えて良かったです!
1.You Fall
2.Robert Lowell and Sylvia Plath
3.Give Me Fifteen
4.At the Frick Museum
5.Home by Now
6.Checks
7.Little Chameleon
8.You Don't Have the Room
9.Suicide Is Murder
10.You Could Have Been a Roosevelt