話題のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に挿入歌で参加したグレッチェン・パーラト。お茶の間でグレッチェンの歌声が流れるなんてとても嬉しい!ちなみにドラマの挿入歌「All The Same」は『Towako's Diary - from "大豆田とわ子と三人の元夫"』に収録されています。(カドピ)
グレッチェン自身も今年の春に、スタジオ録音だと『The Lost and Found』以来10年ぶりとなる新作『Flor(フロール)』を発売しました。2013年にライブ盤『Live in NYC』を出した後は家庭生活を優先させていたようですが、まったくブランクを感じない素晴らしいアルバムでした。
ショーロをジャンルとして確立させた立役者ピシンギーニャ(A4)や、バッハの曲( B3)、アニタ・ベイカーのカヴァー(A2)など多彩な選曲の中、ラストの曲にデヴィッド・ボウイの最後のスタジオ録音曲「No
Plan」(B4)を取り上げ、レコーディングに参加したマーク・ジュリアナ(ドラムス)を起用しているのですが、神秘的な美しさに満ちています。彼女のオリジナル曲「Wonderful」(B2)も軽やかで素敵。
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Gretchen Parlato "Flor"
1.É Preciso Perdoar
2.Sweet Love (featuring Gerald Clayton)
3.Magnus (featuring Magnus, Thaddeus, and Ashley Thompson)
4.Rosa
5.What Does a Lion Say?
6.Roy Allan (featuring Airto Moreira)
7.Wonderful (featuring Gerald Clayton and Mark Guiliana)
8.Cello Suite No. 1, BWV 1007 : Minuet I / II
9.No Plan (featuring Mark Guiliana)