熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の14回目が放送されました。今回は、インドネシアのインディーバンド、ホワイトシューズ&ザ・カップルズ・カンパニーの10年ぶりの最新フルアルバム『2020』を特集しました。(カワズ)
コーナーの最初は、2010年のアルバム『Album
Valansi』から。久々にこのアルバムを聴いたのですが、あらためてどの曲も個性があって素晴らしくて1曲選ぶのに悩みました。
1曲目は最新アルバム『2020』からの先行シングル。Irama=リズム、Cita=理想的という意味。その曲名通りのボトムの効いた長いイントロが印象的で、徐々にホワイトシューズ節に展開する楽曲です。
今作は、ソウルやファンクなどのブラックミュージックへのアプローチが顕著なアルバムだと思います。とりわけアルバムラストの「Halaman
Ekstra」は10年のブランクを感じさせない渾身の一曲。充実の作品をメロウに締めくくっています。
コーナー最後は、静かめの曲をお届けしました。2016年にシングルリリースされた曲です。インドネシア語で「夕暮れ」という意味の題名で、短いですがオーケストラの調べが美しいナンバーです。
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ホワイト・シューズのライブ音源や関連曲から選んだSpotifyのプレイリストを作成しました。オンエア以外の曲で構成していますので、ご興味のある方はこちらもぜひ。