2020年8月16日日曜日

Marker Starling "High January"

4月にリリースされたマーカー・スターリングの新作『High January』がめちゃくちゃ良いです。ショーン・オヘイガンの素晴らしいお仕事!(カドピ)



トロント出身のクリス.A.カミングスのソロユニット、Marker Starling(マーカー・スターリング)が今年4月にアルバム『High January』を発売しました。

ステレオラブのドラムス、アンディ・ラムゼイがサウス・ロンドンにもつスタジオで録音、プロデュースはハイ・ラマズのショーン・オヘイガン、ステレオラブのレティシアもゲスト参加しています。

絶妙にドリーミーでメロウで、コーラスワークも素晴らしくて、とてもショーンらしいアレンジ。大好きなエレピの音も散りばめられていて、クリスの内省的で優しいヴォーカルが心地よい、めちゃくちゃ良いアルバムです。

映画の専門学校出身で普段はトロント国際映画祭のスタッフをしているクリス。個性派俳優のような佇まいの彼ですが19歳くらいまでは俳優をしていたそうで納得!音楽を作るうえで映画からもインスピレーションを得ている感じ、とても好感を持ってしまいます。

ステレオラブ周辺の90年代インディ・シーンの音を思い起こしつつ、今の気分もちゃんとある一枚です。



Marker Starling "High January"
  1. High January
  2. Wait The Night
  3. Drop And Pierce
  4. Waiting For Grace
  5. Move It On
  6. Starved For Glamour
  7. Coin Of The Realm
  8. A Little Joy
Produced by Sean O’Hagan
Written by Chris A. Cummings (SOCAN)
Engineered by Andy Ramsay
Mixed by Sean O’Hagan and Andy Ramsay
Recorded at Press Play Studios, London
Additional recording by Mason Le Long at The Tin, Coventry
Arranged by Everybody
Artwork and layout by Sharmila Banerjee
Mastered by Noel Summerville at 3345 Mastering