暖かく力強さを感じる世界観。アルゼンチンが生んだ素晴らしいシンガー・ソングライター、ドロレス・コバチ(Dolores Cobach)による2019年作『プルマヘ(Plumaje)』の日本盤CDが発売されます。これは絶対アナログ発売もお願いしたい案件!!!(カドピ)
マテオ・ストーンマンや先日このブログでも紹介したデュラン・ジョーンズのように、ヴィンテージかつエヴァーグリーンな音作りをしているアーティストが多くもいますが、今回紹介するドロレス・コバチもそんなひとりです。ハモンドオルガンで始まるイントロからしてもう70年代フォークのよう。でも古くはなくて、とても聴き心地のよい音で一気に彼女の世界に入る事ができます。静かな曲で感じる事が出来る暖かさとアシッドな曲で見せる力強さを兼ね備えたヴォーカルは包容力に満ち溢れていて、金延幸子の名前が出るのも頷けます。
1/29にディスクユニオンより日本盤CDが発売されますが、これは絶対アナログ盤が合うと思うのでリリースして頂きたい!
ちなみに「Pumaje(プルマへ)」はスペイン語で「羽」の意味。彼女の歌で、風に乗って軽やかに、でも力強く舞う羽を思い浮かべたのでした。
ドロレス・コバチ(Dolores Cobach)『プルマヘ(Plumaje)』
1.Nada Especial
2.El camino que elegís
3.Plumaje
4.Rumor Pampeano
5.Escucharnos la voz
6.Stay Awake
7.Time has come again
8.En la oscuridad de la selva
9.Just like water