2019年2月24日日曜日

Sleepwalking with Currituck Co.

私にとってはジョン・フェイヒーやエリザベス・コットンを好きになる入り口となった、ずっと聴いているキー・パーソンのひとり、ケヴィン・バーカー。彼の過去の作品が昨年再発されました。(カドピ)


SSWケビン・バーカーがカリタック・カウンティ名義で活動していた頃の作品「Sleepwalks in the Garden of the Deadroom」。2004年にUKのレーベルTrack & Field OrganizationからCDで発売されたものですが、去年ついにアナログとデジタル音源が発売されました。

実はこれは単なる再発ではありません。2002年に録音して2年後いよいよCDを発売するとなった時、自分のヴォーカルが気に入らずヴォーカルだけ録り直して、さらに2曲削って、発売されたそう。しかしその事をずっと後悔していて、音源が見つかったことで今回ようやくオリジナル・ヴァージョンでの発売した、という経緯のようです。

bandcampには「前のCDを買ってくれた方ごめんなさい」なんて書かれていて、ミュージシャンらしい繊細さが垣間みえるエピソードでますます好きになったのでした。ナショナル・ジャズ・トリオのビル・ウェルズも参加していたりして、ケビンらしいほろ苦く優しいギターと歌声にストリングスやアコーディオンのアレンジが素晴らしい!めちゃくちゃ良いアルバムです。バート・ヤンシュのカヴァー「Silly Woman」も入ってます。

彼の音楽はレコードが合ってると思うので、聴けて本当に嬉しい1枚。多作な人ではないですが、また次の作品が出る日をこれを聴きながら待ちたいと思います。