いつもこのブログでは、音楽そのものを紹介したり、自分たちに関係するイベントなどの告知をしたりがメインですが、今日は趣向を変えた投稿です。ここ数年で日本でも一気に火が付いたサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスについて、思ったことを雑記的に。(カワズ)
Apple MusicやLINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなど色々ありますが、僕はSpotifyを使っています。このブログなどでも何度か書いているのですが、僕の場合このSpotifyを専ら試聴機感覚で活用しています。Spotifyはプレイリスト機能が充実しているので、たまにテーマを設けて自分なりのリストを作成し、それを公開したりもしますが、基本的には、SNSや雑誌やブログ、音楽ショップのおすすめなどから気になった音源を片っ端からアプリで試聴し、気に入ったものをレコードやCDで購入する、というのが主な流れです。もちろん、関連アーティストが沢山紐付けされているので、アプリ内で掘り下げて聴く楽しみもあるのですが、僕は音楽を形あるものとして所有したいという欲求があるため、ストリーミングで聴くだけではあまり満足しません。つまり新たな発見(または再会)の手段としては、定額制配信サービスは個人的にはとても重宝していますが、それはあくまでリスニングライフの入口付近。そこで出会ったアーティストや音楽との関係をどのように育み、自分の中で消化していくのかというのはまた別問題で、要するに真ん中から出口に至る謂わばプロセスの側面を満足させる機能にはなっていません(あくまで個人的見解です)。
こうした定額制配信サービスが、もっとこうなったら面白いのに、といつも思っていることを列挙します。僕はSpotify以外のサービスは利用したことがないので、他のアプリではすでに実現しているかもしれませんし、意見が的外れな部分も多くあると思いますが、あくまで僕の個人的見解と捉えて頂ければ幸いです。
- ラジオ機能の充実
Spotifyの場合「パーソナルラジオ」という機能があるのですが、個人的にはあまり面白味を感じません。なぜならAIが自動選曲しているから。もっと生身の人間(プロの選曲家など)が、ラジオ感覚で解説しながらセレクトしてくれると面白いと感じます。 - DJプレイやライブの生配信
せっかく膨大なカタログを有しているわけですから、その音源を使用したDJプレイの生配信番組があると面白そう。Spotifyは、DJアプリ「djay」と連動できますし。また、登録ユーザー限定配信ライブがあれば面白いと思います。 - 解説文(ライナーノーツ)の閲読
アーティストのプロフィールや歌詞だけでなく、最近は製作者のクレジット情報も徐々に増えていますが、解説文も読めるようになると嬉しいです。自動翻訳の精度があがって、書かれたライナーが他言語で閲読できるようになるとさらに面白そう。 - カラオケバージョンの復活
個人的には必要ないのですが、CDシングルでよくあったカラオケバージョンの音源がもっと充実したら、歌詞を見ながら練習するのに便利なのではと思いました。
今週の投稿は以上です。