引越してきて最初に我が家にやってきたのはブラジルの若きSSWのアルバムでした。(カドピ)
内省的で静かなメロディに浮遊感あるヴォーカルがトロピカリズモを纏わせて、ずっとまどろんでいるような感覚のまま、B面ラストのタイトル曲「Recomeçar」へ。まるで1本の映画のエンディングのようにアルバムを終わりへと導く良い曲です。最初にデジタル音源で出ていてもちゃんとアルバム作品として作られているのは個人的にはとても大切だなと思います。解説によると、レコーディングは2011年に始まったそうなので、時間をかけてアルバム作品として大切に紡がれたんだな、と思うとより愛おしくなります。
休日の朝にこれで目覚めたいと思う作品がまたひとつ増えました。
Tim Bernardes - Abertura (Recomeçar)
Tim Bernardes - Recomeçar