2018年5月27日日曜日

music for quiet life

今日は、 “music for quiet life” を合言葉に、心が穏やかになる音楽を福岡に紹介し、ライブ運営も手がけるRepublik:(リパブリック)と、アルゼンチンのギタリスト、キケ・シネシ福岡公演についてです。(カドピ)



以前、私がライブやレコ掘りで東京に行く度に渋谷のHMVで手に入れるフリーペーパーがありました。主宰の山本勇樹さんを中心に作られた、世界中の美しい音楽を紹介するフリーペーパー「素晴らしきメランコリーの世界」(通称:すばメラ)。初めて手にとった時はもう本当に衝撃で。そこには、ジャンルやいわゆるワールド・ミュージックという概念を超えた、美しいメロディの結晶のような音楽がそっと並んでいました。今年1月に2度目の来日を果たしたカルロス・アギーレもここで知りました。


一方でもうひとり、福岡に「すばメラ」の熱烈なファンがいました。それがのちにRepublik:を立ち上げる河﨑政芳さんです。河﨑さんは、山本勇樹さんや執筆陣の吉本宏さん、河野洋志さんが主催していた選曲会"bar buenos aires"を福岡で開催。河﨑さんと出会って、他にも同じような感覚で音楽を聴いている人が福岡にもいるのだと本当に嬉しく思いました。カルロス・アギーレが初来日するのをきっかけに河﨑さんはRepublik:を立ち上げ、私たちafterglowはスタッフとしてお手伝いするように。Republik:が無ければ福岡公演は考えられなかったようなアーティストが年に7〜8組ほどライブを行っています。


コアなファンはもちろん、アーティストの事を知らずに来たけど感動しました!!というお客様もたくさん。それが嬉しいとおっしゃる河﨑さん。美しい音に身を委ねてみたくなったら、ぜひいらしてみてください。きっと静かに湧き上がる熱い何かに触れる事が出来ると思っています。


来たる6月1日は、カルロス・アギーレ2012年公演の時にデュオとして来日したアルゼンチンのギタリスト、キケ・シネシがソロとして赤坂のパッパライライにやって来ます。フォルクローレだけでなくジャズやクラシックの要素も織り交ぜた高度なテクニックと、深く美しい旋律。それらを携えながら一人ひとりに届くような「小さな音のことづて」を届けてくれる暖かい心に触れる事のできるキケさんの音楽。前回のデュオ公演もすごい体験だったので、ソロもすごく楽しみです!



キケ・シネシ ジャパン·ツアー2018「小さな音のことづて」福岡公演



2018年6月1日(金)
開場:19時/開演:20時
予約:4,000円/当日 : 4,500円(※共に1ドリンク別途、全席自由)
出演:Quique Sinesi (Gt.)

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