2017年12月24日日曜日

2つの年間ベスト10

2017年も残すところあと少しになりました。今年はありがたいことに、音楽と映画の両方の年間ベスト企画にお声掛け頂き、記事を寄稿しました。音楽誌ラティーナの年末恒例「2017年ベストアルバム」と、福岡の有志が編んだ「福岡の映画好きが選ぶベスト10」の2つです。(カワズ)



音楽の年間ベスト(音楽誌ラティーナ2018年1月号)

1つ目は音楽誌ラティーナ。昨年に引き続き、年末恒例の関係者による『2017年ベストアルバム』に今年も参加しました。


寄稿者がそれぞれの基準で自分の年間ベストを選んでいるのですが、各人の個性的なセレクトを楽しめるので毎年とても面白いです。僕は今年、定額制音楽配信サービスSpotifyで新譜を多く聴きましたが、フィジカル・メディア(CDやレコード)でリリースされた作品に拘って選出しました。セレクトした内容は本書をご覧頂ければ嬉しいです。
なお、音楽配信サービスは個人的には「膨大なカタログを備えた月額レンタルの試聴機」という位置付けであり、“所有感”という従来的価値観を代替するような存在にはいまだなっていません。今後も、ライブやCDやレコードといった生身のものが自分自身のリスニングライフの軸になるように感じています。
Silva - Ainda Lembro

映画の年間ベスト(『小柳帝のシネマゆく年くる年』関連企画)

もう1つは、12/16に福岡UNION SODAで行われたトークイベント「小柳帝のシネマゆく年くる年2017-2018」に関連して配布された、福岡の映画好きが選ぶベストムービー企画。

仕事の関係で大阪に単身赴任していることも手伝い、週末の映画館通いがエスカレートした結果、昨年よりずっと多くの作品を劇場鑑賞しました。僕にとって音楽は日常の延長線上にあるような存在ですが、映画館で映画を観ることはどちらかと言えば非日常を楽しむ行為だと思っています。ですから、鑑賞中にその作品の世界に夢中でトリップできたり、思わず自分を重ねてしまったものをベストムービーに選びました。

※各セレクターのベスト10は福岡の映画情報サイト「CineMiru(シネミル)」で近日公開される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。