熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の7回目が放送されました。今回は、韓国のアコースティック・デュオ、秋休み(Autumn Vacation)の特集をしました。もうすぐ発売されるニューアルバム『世界はハンカチ』からの曲を中心にお届けしました。(カワズ)
デビュー作『秋休み』の冒頭に収録されている、秋休み屈指の名曲。この曲を聴いて彼らの虜になりました。このアルバムがリリースされたのは2010年。その10周年を記念して、本作のアナログレコード盤が発売されています。アナログ盤で聴きたいとずっと思っていたので、さっそく購入して家で楽しんでいます。
秋休み通算4枚目のアルバム『世界はハンカチ』から3曲お届けしました。5年振りとなる本作ですが、普遍的なアレンジと、素朴ながらセンスが際立つソングライティングの良さは過去作同様。加えて、「シュガーコート」や「ルーフトップ」でも顕著なように、今作では、ビートルズ以降のオールドロックを彷彿させるサウンドデザインが見事。メロトロンやオルガンなども聞こえてきます。「バンヤンツリーの下で」はグループとして初めてボサノヴァに挑戦しています。ファーストアルバム『秋休み』のLP発売に続いて、本作『世界はハンカチ』もレコードでリリースされます。全体的にヴィンテージな質感の作品なので、アナログ盤が似合うと思います。
秋休みのバビ(Bobby)が所属しているバンド、ジュリアハートの2019年作。元々は2014年のアルバム『インディーダーリンを探して』に収録されている曲です。こちらはそのリメイクバージョン。ジュリアハートにしては珍しく、シティーポップなテイストに仕上がっています。因みに2014年のオリジナルバージョンは、「バンヤンツリーの下で」でフィーチャリングされているZittenが歌っています。
秋休みのサードアルバム『3番目の季節』の日本国内盤に収録されているボーナストラックより。オリジナルはファースト『秋休み』に収録されている曲の日本語歌唱バージョンです。もし秋休みで最も好きな曲は?と問われたら、個人的にはきっとこの歌を一番に挙げます。繊細なアレンジメントと切ないメロディライン、そして胸に迫るような歌詞が素晴らしいです。