2019年6月9日日曜日

2019年の日々の余韻(1)

先月の後半から、Twitterの個人アカウントを使って、平日に1曲づつ曲紹介をしています。今日は、5/22から6/7に紹介した14曲をまとめました。(カワズ)




We All Together 「Sara」
ペルーのマッカートニー・フォロワー、We All Togetherのアルバムに『Minimalista』という2018年作があるのですが、このアルバムに収録されている「Sara」という曲がすごく好きです。風薫る季節にぴったりの極上のシティーポップ。過去の曲の再録バージョンです。



The Lovers Key 「Saturday Night」
ポスト・マークスのメンバーによるグループ、The Lovers Keyの2014年のアルバムより、「Saturday Night」という曲。ヴィンテージ感溢れるポップソウルでとても良いです。7インチで聴きたい♪


Marsandara (M*A*R*S) 「Spring Time Blues」
シンガー・ソングライター、Marsandara(Marshall Andaras /  M*A*R*S)の「Spring Time Blues」という曲。何度聴いても飽きないとびきりメロウなフォーキー・ソウルです。春が終わる前に。


Tjut Nyak Deviana feat. Daya Swara 「You Make Me See the Light」
欧州等でも活動するジャカルタの女性ピアニスト、Tjut Nyak DevianaがボーカルグループDaya Swaraをフィーチャーした2016年のアルバムより、「You Make Me See the Light」という曲。軽やかなジャジー・ソフトロックで、アルバムも全曲素晴らしいのです。


Gonzalo Aloras 「Solo Se Trata de Vivir」
アルゼンチンのSSWゴンザロ・アロラスの2008年作『Superheroes』より、同国の音楽家リト・ネビアの名曲「Solo Se Trata de Vivir」のカバーを。伸びやかなボーカルと粒立ちの良いアコースティックギターのストローク。そのシンプルな構成が原曲の良さを引き立たせています。


Gerald Situmorang, Monita Tahalea, Sri Hanuraga 「Raining Flowers」
雨の日に聴く、幻想的で美しい歌。インドネシアより、ジャズギタリストのジェラルド・シタモラン、ボーカリストのモニタ・タハレア、ピアニストのスリ・ハヌラガの3人が奏でる「Raining Flowers」という曲です。シタモランのソロ作『ソリチュード』収録曲の別バージョン。


Maya Caballero 「E=MC2」
NY出身のMaya Caballeroという女性シンガー・ソングライターが歌う「E=MC2」というウクレレナンバー。歌心のあるなかなか良い曲です。本曲が収録されたアルバムには、キャレキシコやナイーム・アモールといったアリゾナ拠点の面々が参加しています。


Lollypop Lorry 「The Night Has a Thousand Eyes」
ロリポップ・ロリー(Lollypop Lorry)という、ロシア・エカテリンブルクのスカバンドの2018年のアルバムより、「The Night Has a Thousand Eyes」。ジャズのエッセンスも効いていて、音も洗練されています。アルバムはアナログ盤LPでも発売されているようです。


Nefta Lee 「La Cobra」
スペイン出身のシンガー・ソングライター、ネフタ・リー(Nefta Lee)の「La Cobra」という2019年のシングル。トロピカル・フレイバーが心地良い、暑い日にぴったりの曲です。2017年のアルバム『Por Amor a Helarte』も良い感じです。


Yoav Ilan 「Wonderful Land」
イスラエルのヨアフ・イランは2013年に『Stories Without Words』という素晴らしいソロピアノアルバムを作っているのですが、こちらは少しテイストの違う「Wonderful Land」という新曲です。ギターのアルペジオから始まり、歌も歌います。初めて聴く歌声はちょっと意外でした。


Junius Meyvant 「Lay Your Head」
アイスランド・レイキャビクのシンガー・ソングライター、Junius Meyvantの「Lay Your Head」。収録されているアルバム『Across the Borders』はとても良くてアナログ盤を買いました。ネオソウル的なモダンさと、アーシーなテイストが入り混じって好きです。しかもメロウ。


Candelaria Zamar 「Camino」
アルゼンチンの女性SSWカンデラリア・サマル(Candelaria Zamar)の作品はどれも素晴らしいのですが、この新曲「Camino」もとても良くてリピート中。珍しく生音主体ですが、ウェット過ぎず、その凛とした世界観は変わらず。


Sara Marie Barron 「Let Me Be Yours」
ミシガンを拠点に活動するサラ・マリー・バロン(Sara Marie Barron)の『Sad, but True』 という2018年のアルバムより、「Let Me Be Yours」という曲。優しさ溢れるソウルミュージック。キャロル・キングを思い浮かべました。


Hanging up the Moon 「Rain Dance」
今年来日公演もしたシンガポールのバンド、Hanging up the Moonの「Rain Dance」。同国のKitchen. Labelを離れ、プライベートリリースとなった2018年作より。ざらっとした混沌から見え隠れする儚い世界観に引き込まれます。