熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の47回目が放送されました。今回はインドネシアのシンガー・ソングライターKurosuke(クロスケ)が昨年リリースした『Distant Memories』が全編とても良いので大特集しました。(カワズ)
Kurosuke(クロスケ)ことChristianto Ario
Wibowo(クリスティアント・アリオ)はインドネシア・ジャカルタで活動しているシンガー・ソングライター。2018年にセルフタイトル『Kurosuke』でソロデビューし、2ndアルバム『The
Tales of Roses &
Wine』を2019年にリリースしました。アーティスト名の由来は、言わずと知れたジブリの人気キャラクター《まっくろくろすけ》から。Kurosukeと名乗る前は、Anomalyst(アノマリスト)というグループの中心人物として、ボーカルやギターなどを担当していました。
Kurosuke / The Tales of Roses & Wine
今回のSound of
Afterglowでは、2023年10月にリリースされた彼の最新3rdアルバム『Distant Memories』を特集しました。とにかくこのアルバム、彼のメロディメーカーとしてのセンスに満ち溢れていています。全8曲、本当にいい歌ばかりです。AORやシティポップを音楽性の軸、ノスタルジーを想起させるサウンドに仕上がっていて、《Distant
Memories=遠い記憶》、というタイトルがぴったりのアルバムだと思います。
幸いなことに僕は、このアルバムがリリースされた直後の2023年11月、ジャカルタで開催されたJoyland Festivalというフェスで、彼のパフォーマンスを観ることができました。ベッドルームポップなどが似合う内省的なシンガー・ソングライターかと思っていたのですが、得意のギタープレイを披露したり、ハンドマイク片手に歌う場面もあるなど、貫禄のあるステージだったのが印象的でした。
Joyland Festival Jakarta '23
Kurosuke - Distant Memories (Short Film)
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今回オンエアした楽曲を中心に構成したSpotifyのプレイリストを作成しました。オンエア以外の曲も含めてセレクトしていますので、ご興味のある方はこちらもぜひ。