2018年1月28日日曜日

プレイリスト「Songs by Japanese Descent」各曲紹介

先日、日本の血を引く音楽家たちの歌を集めたSpotifyプレイリスト「Songs by Japanese Descent」をアップしました。今日は、それら全16曲について、簡単に紹介したいと思います。(カワズ)


ミア・ドイ・トッド(Mia Doi Todd)


LAで活動する女性SSW、日本名は土井美亜の2011年作『Cosmic Ocean Ship』から。アルバムタイトルからも想起できるオーガニックでナチュラルな世界観。そのエッセンスが、このサマーアンセムには凝縮されています。
♪Summer Lover (Mia Doi Todd)

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ジョン・クワダ(Jon Kuwada)


詳細不明のヒップホップなトラックメーカーによる、2017年にストリーミング配信されたR&Bナンバー。滑らかなフロウとキャッチーな旋律に一聴して虜になりました。Youtubeにアップされている本作のピアノ弾き語りテイクも良いです。
♪Cherry Cola (Jon Kuwada)

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ジェイコブ・オガワ(Jacob Ogawa)


ノルウェー・オスロ出身。南国を思わせるエキゾチックでトロピカルなサウンドと、とろけるようなメロウネスが心地良いです。フルアルバムが本当に待ち遠しい逸材。
♪You'll Be On My Mind (Jakob Ogawa)

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フェルナンダ・タカイ(Fernanda Takai)


ブラジルの日系3世、フェルナンダ・タカイの最新ライブ盤に収録されたナンバー。シンプルなアレンジからじわりと溢れる優しさが涙を誘う名曲です。
♪Nada Pra Mim (Fernanda Takai)

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マイケル・カネコ(Michael Kaneko)


日本人の両親の元、カリフォルニアで育ったマイケル・カネコ。冒頭のクールなギターのカッティングに始まり、いつしか至福のグルーヴへと結実するナンバーです。2017年屈指のフリーソウル。
♪Lost In This City (Michael Kaneko)

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ゴウ・ナカムラ(Goh Nakamura)


バークレー音大出身の優等生が紡ぐ内省的な歌。そのナイーブな歌声とフォーキーな楽曲には、エリオット・スミスから繋がるUSインディーの良心が宿っています。
♪Surrogate Valentine (Goh Nakamura)

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カミラ・ホンダ(Camila Honda)


日系ブラジル人シンガーによる2014年のセルフタイトル作から。現代ブラジルシーンを牽引するカシンやアルベルト・コンチネンチーノも参加した贅沢な一枚です。エキゾチックでカラフルなアレンジのこの曲が今の気分。
♪Tamba Tajá (Camila Honda)

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フリードリヒ・サンライト(Friedrich Sunlight)


カリフォルニアで育ったケンジ・キタハマ。ドイツに渡った彼が率いているグループがフリードリヒ・サンライトです。そのバンドサウンドの軸はソフトロック。60年代後半のポップミュージックの夢の続きが聴こえてくる、と言ったら過言でしょうか。
♪Sommer Samstag Abend (Friedrich Sunlight)

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ショーン・レノン(Sean Lennon)


2006年のセカンド『Friendly Fire』に収められた名曲「パラシュート」のフランス語バージョン。内省的な空気感に満ちた原曲から少しマイルドになって軽やかさが加わったこちらのバージョンも大好きです。
♪L'Eclipse (Sean Lennon)

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ジェームス・イハ(James Iha)


元スマッシング・パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハの2012年のアルバム『Look To The Sky』から。1998年のソロデビュー作『Let it Come Down』から実に14年ぶりとなった本作も、そのメロディメイカーぶりが存分に発揮されています。彼が紡ぐ歌はいつの時代もずっと変わらず、普遍的に響くことでしょう。
♪Till Next Tuesday (James Iha)

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モンド・ガスカロ(Mondo Gascaro)


インドネシア・ジャカルタで活動する現代のポップマエストロ。ソロ・ファースト作『Rajakelana』は全曲素晴らしい2017年の名盤ですが、イントロの三線の音色が切なく美しいこの曲を選びました。
♪Butiran Angin (Mondo Gascaro)

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テレグラフ・アベニュー(Telegraph Avenue)


ボー市川というベーシストを中心に結成されたペルーのグループによる1971年作から。当時のシンガーソングライターの名曲群にも通じる繊細かつ親しみやすいメロディを、ほんのりサイケデリックにアレンジしたメロウなナンバーです。
♪Happy (Telegraph Avenue)

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トモ・ナカヤマ(Tomo Nakayama)


シアトルで活動するシンガー・ソングライター。この曲が収められた2014年作『Fog on the Lens』は、ジャケットのアートワークも含めて、その幻想的な世界観が美しい作品です。
♪Cold Clear Moon (Tomo Nakayama)

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ミツキ(Mitski)


ニューヨークで活動するミツキのセカンドアルバム『Puberty 2』に収録されている短めのアコースティックナンバー。混沌とした世界のうねりの隙間から産み落とされた、汚れのない歌です。
♪A Burning Hill (Mitski)

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レイチェル・ヤマガタ(Rachel Yamagata)


2008年のアルバム『Elephants/Teeth Sinking into Heart』収録曲。物憂げなピアノの弾き語りから徐々に重なるストリングスの波。そしてドラマティックなクライマックスへ。これはまるですべてを赦す讃美歌のよう。
♪Elephants (Rachael Yamagata)

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キナ・グラニス(Kina Grannis)


アメリカ人と日本人とのハーフ、キナ・グラニスが歌う、レディオヘッドの名曲「クリープ」。アコースティック・ギター1本ながら、彼女のボーカリストとしての圧倒的な表現力に思わず息を呑む秀逸なカバーです。
♪Creep (Kina Grannis)

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Songs by Japanese Descent