今日は最近すごく聴きこんでいる作品について書きます。
Lamp の三人が立ち上げたレーベルBotanical Houseより発売された、KIDSAREDEADの『The Other Side Of Town』。聴けば聴くほど好きになってくる、良いアルバム!
KIDSAREDEADはフランスの青年、Vincent Mougelのソロユニットです。「フランス東部の郊外でプログレ好きの父とソフトロック好きの母に育てられる。幼い頃より音楽の趣味が合う友人が見つからず、音楽をやるにも常に一人であった」という彼(Botanical HouseのHPより抜粋)。この生い立ちだけで、音楽を好きな人の多くはなんだか親近感を持ってしまうのではないでしょうか。このアルバムも彼自身が録りためた、とてもパーソナルで親密な音が詰まっています。どれも良いのですが2曲ほどご紹介。
彼のフェイバリットのひとりでもあるトッド・ラングレンを思い起こさせるピアノのイントロで始まる、タイトルもずばり「Playmobil Todd」
そしてこの曲が個人的にはこれがすごくすき!プログレッシブな(というかもうちゃんとプログレ)名曲「She Loves Me」
彼のようなアーティストは歌詞もなんて書いてあるか気になるのですが、リーフレットのアートワークとして歌詞が一部ずつ書かれてあって、この「She Loves Me」の歌詞、きゅんとしてしまいます。ラブソングってやっぱりいいなあ。ボーナストラックで別バージョンも入っているのですが、さらに素晴らしいアレンジなので、ぜひCDを購入して聴いてみて欲しいです。ボーナスにちゃんとボーナスの価値があるのはとっても嬉しいポイントです。そして、YOUTUBEにライブ映像が上がっていたのですが、これがすっごく良さそうなんですよね〜!!
知れば知るほど好きになりそうなKIDSAREDEAD、今後はデモトラック集も出る予定らしいので、とっても期待してます!(カドピ)