熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の66回目が放送されました。今回の特集はタイ第二の都市チェンマイ。音楽産業の中心は首都バンコクですが、Yonlapa(ヨンラパ)をはじめ、続々と素敵なアーティストが登場しています。(カワズ)

チェンマイのインディーシーンの象徴的存在であるYonlapa(ヨンラパ)。中心人物はボーカル兼ギタリストのNoina(ノイナ)。2020年リリースのファーストEP『First
Trip』の収録曲を紹介しました。

4ピースのインディー・ポストパンクバンドCommon People Like You(コモン・ピープル・ライク・ユー)。2024年に初となるジャパンツアーで来日しました。ヨンラパがチェンマイお勧めのバンドとしてレコメンドしていたそうです。

View from the Bus Tour(ビュー・フロム・ザ・バス・ツアー)は、
タイの人気バンドSolitude is
Blissのフロントマンによるソロプロジェクト。バンドのほうはソリッドなサイケロックを基調としていますが、こちらのソロプロジェクトは70年代シンガーソングライター作品のようなフォーキーな内容です。

RibbindaSky(リビンダ・スカイ)は、2023年頃から活動している男女混成のアコースティックグループ。創作活動のモットーは「自然からインスピレーションを得て親しみやすい音楽を創り出すこと」なのだそうです。山に囲まれたチェンマイという土地が、彼らの音楽性の特徴であるオーガニックな質感を醸し出しているのかも知れません。

ギタリスト兼シンガーソングライターのABOY(エーボーイ)。いずれも今年リリースされたファーストアルバム『32』の収録曲です。アルバム全曲おすすめできる内容で、最近の個人的愛聴盤。どこかアディティア・ソフィアン(インドネシア)を彷彿させます。

チェンマイで行われている音楽フェスティバル「POY
FESTIVAL」のコンピレーションLP『Chiang Mai Sound
vol.1』に収録されているナンバー。このアナログ盤を買ったのがきっかけで、今回のチェンマイ特集に繋がりました。とてもゆったりとした静かな曲で、「Slow
Life」という曲名も含め、チェンマイの音楽シーンを象徴しているように感じます。
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オンエアした曲を集めてSpotifyのプレイリストを作成しました。オンエア以外の曲もセレクトしていますので、ご興味のある方はぜひ。