熊本シティエフエム金曜日の番組「セレナ・セラータ」の音楽コーナー《Sound of Afterglow》の6回目が放送されました。今回は、00年代以降の韓国産ソフトロックを特集をしました。(カワズ)
韓国女性シンガー・ソングライターLady Rocketが2017年にリリースしたファーストアルバム、『Chapter 01』に収録されている一曲。ハスキーでブルージーな雰囲気が素敵です。どこかイギリスのヴォーカリストRumerを彷彿とさせます。鍵盤奏者として、アーティストのライブステージのバックでピアノを弾いていたそうです。
メイン・ソングライターであるヴォーカル兼ギターのジンマとベースのチョン・ジュンヨプを中心とした男女混成グループ。この曲が収録された唯一のアルバム『Strawberry TV Show』は、日本のソフトロック~インディーポップ愛好者の間でも話題になりました。今は活動していないようですが、メンバーのその後が気になります。
インディーバンドLinus' Blanket(ライナス・ブランケット)のボーカルYeongene(ヨンジン)によるバート・バカラックのカバー集『Me & My Burt』より。バックを務めるのはBMXバンディッツの中心メンバー。日本盤のCDにはこの曲は2テイク収録されていますが、番組ではYeongeneがソロで歌うバージョンのほうを選曲しました。
人気バンドJannabi(ジャンナビ)の2019年のセカンドアルバムより。ソフトで美しいストリングスやホーンのアレンジが絶品。収録されているアルバム『Legend』は、近年の韓国ポップスの中でも随一のクオリティーだと思います。グループ名は韓国語で「猿」という意味なのだそうです。
女性グループThe Barberettes(バーバレッツ)のアルバム『Seasons』(2018)より。50~60年代のヴィンテージテイスト溢れるガールズポップをサウンドの土台としながらも、緻密なコーラスアレンジがセンスを感じます。アルバムリリース時はトリオ編成でしたが、その後に一人脱退して現在はデュオになっています。
Sweet Sorrow(スウィート・ソロウ)は2002年に結成された男性コーラスグループ。シンガーズ・アンリミテットやマンハッタン・トランスファーといった往年のコーラスグループを彷彿とさせるジャジーなハーモニーワークが絶品です。韓国のシンガー・ソングライターLucid Fallをフィーチャーした曲もあったりします。