2019年5月5日日曜日

世界の女性トリオ×4

今日は、昨年くらいから聴いているお気に入りのグループをいくつか紹介します。ノルウェー、マレーシア、韓国、インドネシアで活動する4組で、いずれも女性のトリオです。(カワズ)



No.4 "Henda i været" (2016)

ノルウェー・オスロで活動するグループの2016年作。エッジの効いたアメリカン・ネオソウル、ジャジーなインディーフォーク、現代アルゼンチン音楽を彷彿とさせる瑞々しいフォルクローレなどが並ぶ素晴らしいデビューアルバムです。本国の音楽賞にもノミネートされた作品のようです。
♪Føkk lunsj
♪Farlig


The Impatient Sisters "S.T." (2014)

マレーシアで活動するインディーフォークトリオのデビュー作。凛としたメインボーカルの存在感とそれを美しく彩るコーラスワーク。彼女たちが紡ぐドラマティックな歌には、女性ならではのしなやかな力強さを感じます。随所に配されたチェロの旋律も素晴らしいです。
♪Love
♪Hey There Young Sailor


The Barberettes "Seasons" (2018)

2012年に結成された韓国のグループによる2018年作。アイドルやダンスミュージック、シティポップなどが脚光を浴びがちなこの国では異色とも言える音楽性で、60年代のガールズポップのスタイルを軸に、ソフトロックやソウル、R&Bなどが散りばめられています。
♪Spring, Bear
♪Shoo


NonaRia "NonaRia" (2018)

NonaRiaは2012年に結成されたインドネシアのジャズグループ。ヴィンテージ感溢れるモノラル録音の本作には、この国の土着的な音楽性にエレガントな雰囲気がマッチした、古き良き時代の趣きあるポップスがたくさん詰まっています。NonaRiaとはインドネシア語で、“陽気なお嬢さん”という意味。
♪Salam NonaRia
♪Santai